Tuesday, December 24, 2013

白鵬、大鵬さん墓前で史上最多V32誓った!



白鵬、大鵬さん墓前で史上最多V32誓った!
大鵬さんの墓前に手を合わせる白鵬
 報知新聞社制定「平成25年(2013年)第56回報知年間最優秀力士賞」が23日、横綱・白鵬(28)=宮城野=に決定した。東京・丸の内のクラブ関東で開かれた選考委員会で、7年連続年間最多勝、年6場所中4場所を制覇するなどの抜群の安定感が評価され、満場一致での選出となった。大鵬、千代の富士に並ぶ最多7度目の受賞を7年連続で飾った。表彰式は来年1月12日、大相撲初場所(両国国技館)初日の土俵で行われ、賞金50万円が贈呈される。

 白鵬はこの日、東京・江東区の妙久寺で営まれた今年の1月亡くなった元横綱・大鵬の納谷幸喜さん(享年72歳)の納骨式に参列した。大鵬さんが記録を持つ史上最多のV32へ気持ちを引き締めた。

 日本の父と慕った大横綱の死から、もうすぐ1年。遺族、北の湖理事長らと墓前に手を合わせた白鵬は「1年は早いですね」と振り返りながら「お墓が(大鵬さんの出身地)北海道ではなく私の家からも近いのでいつでもこられますね」と喜んだ。

 現在の優勝は27回で、早ければ来年中にV32を達成する。「上で我々を見守ってくれればうれしいです。私も頑張りますと言葉をかけました」。墓前での誓いを果たすため、初場所の賜杯は譲れない。

【フィギュア】15歳・宮原、4位もノーミスに笑顔



 ◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(23日・さいたまスーパーアリーナ) 際だった安定感だった。女子高生の宮原知子(15)=関大高=が、7つのジャンプを含む12の要素でノーミスの演技。フリーで125・06点を叩きだし、SPと合わせて191・58まで点数を伸ばした。「フリーもノーミスで滑れてよかった」。あどけない笑顔を浮かべた。

 14歳で初出場した昨年大会は、浅田、村上に次いで3位。技術点はSP、フリーともに全選手中トップだった。今季からシニアに転向し、GPシリーズ2戦はともに5位。健闘はしたが、突き抜けられない。すでに世界トップレベルの技術を備えるが、演技点が伸び悩んだ。

 今大会のSPは自己最高を上回る66・52点で4位だったが、技術点は全体1位だった。「表現力を上げるため、ステップをできるだけ大きくしようと。少しは大きく滑れるようになったかな」。この日は144センチの小柄な体を目いっぱいに使い、伸びやかな「ポエタ」を踊りきった。

【フィギュア】明子、大逆転V!2大会連続五輪で「スケート人生の集大成」



【フィギュア】明子、大逆転V!2大会連続五輪で「スケート人生の集大成」
逆転で初優勝した鈴木は感激の表情
 ◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(23日・さいたまスーパーアリーナ) さぁ、真央はソチでリベンジだ! 女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)首位の浅田真央(23)=中京大=は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2回とも失敗し、合計199・50点の3位で来年2月のソチ五輪代表に決まった。SP2位の鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=が合計215・18点で初優勝し、2大会連続の五輪代表入り。SP3位の村上佳菜子(19)=は2位で初五輪が決定。安藤美姫(26)=新横浜プリンスク=は7位で引退を表明した。

 最後の全日本で、すべてを出し切った。鈴木が自己最高を上回る144・99点を叩きだし、総合215・18。国内大会のため国際連盟(ISU)非公認だが、歴代3位にランクされる高得点でSPの2位から逆転優勝だ。「この全日本で、こんな演技ができてよかった」。演技後は氷上をピョンピョンと跳ね酔いしれた。

 6歳からスケートを始めてから22年。今季限りでの引退を決めている。常に浅田や安藤の壁に阻まれ続けてきたが、13回目の全日本で、ついに初のタイトルを手にした。大会1週間前はジャンプの不調から気持ちが落ち込み、眠れない夜が続いた。「お父さん(和則さん)の状態もよくなくて、寝込みがち。それも心配になっていたようだ。もう棄権した方がいいんじゃないか、というくらいの状態」と長久保裕コーチが振り返るほどの絶不調。だが、そこから「コーチのジャンプ技術のすべてを詰め込んでもらった」と鈴木自身が振り返ったように驚異的な復調を見せた。

 波乱万丈の競技人生だった。02年の東北福祉大入学直後、摂食障害に陥り30キロ台まで体重が落ちた。1年間は競技ができず、完調まで3年かかった。そんな時代も見守ってくれたのが長久保コーチ。12年間のつきあいの中で、時に言い合いになることもある2人。何でも話し合える強い絆で結ばれていた。

 だからこそリンクから戻ってきた時、恩師の目に光るものを見つけた。「お前を教えてきて、初めて泣けたよ」。その言葉が何よりのご褒美だった。「お前の演技じゃ泣けないと言われてきたので、よし! と思いましたよ」。心の中で、会心のガッツポーズを決めた。

 さいたまの満員の観衆に約束した。「スケート人生の集大成として、心を込めてスケートをしてきます」。競技人生で今が一番輝いている。最高の状態でソチに乗り込む。

【レスリング】沙保里、55キロ級V締め!53キロ級で伝説第2章だ!



【レスリング】沙保里、55キロ級V締め!53キロ級で伝説第2章だ!
女子55キロ級決勝で、浜田(右)を攻める吉田
 ◆レスリング 全日本選手権(23日、東京・代々木第二体育館) レスリング全日本選手権最終日は23日、都内の代々木第二体育館で、男女合わせて7階級の試合を行った。女子55キロ級ではロンドン五輪金メダルの吉田沙保里(31)=ALSOK=が浜田千穂(21)=日体大=に4―1で辛勝し、2年ぶり11度目の優勝を決めた。16年のリオ五輪からは同階級が消滅し、吉田は53キロ級に挑戦。思い出の階級での最後の花道を飾った。

 薄氷を踏む思いで、吉田は55キロ級最後の戦いを締めくくった。「相手のガードが固かった。攻めたら返されるとか、いろいろなことを考えてしまった」と最大の武器である「高速タックル」は影を潜めた。バックに回って小刻みに加点するが、第2ピリオド中盤では背後に回られるピンチ。浜田がしたチャレンジ(ビデオ判定)が成功していれば、同点に追いつかれていたが、何とかしのいで優勝を決めホッとしたような表情を見せた。

 「自分の中では53キロ級にすると決めている」と断言。今月17日、現在3大会連続金メダルを獲得している五輪から、55キロ級の消滅が決まった。来年の世界選手権は53キロ級に挑戦し、現階級での戦いは今大会が最後とみられる。「自分の55キロ級を守りたいという思いで戦った」と14大会連続世界一、公式戦119連勝など数多くの金字塔を打ち立てた階級に、惜別の思いを込めてマットに上がった。

 慌ただしい1年だった。9月には自身も招致活動に参加した20年東京五輪の開催が決定。五輪競技から除外される可能性もあったレスリングも、必死のアピールで存続が決まり、世界選手権で11連覇も果たした。「今年は、いろいろなことがあって本当にいい年だった」。めまぐるしく駆け抜けた年の最後を、11度目の優勝で締めくくってみせた。

 「新しい階級になるのでこれからまた頑張っていかなきゃいけない」と新たなステージへの意欲をみせるが、絶対的女王も31歳。個人戦177連勝を決めた“霊長類最強女子”は「追われる立場として16年のリオまで突っ走っていきたい」と追われるつらさも背負いながら、さらなる伝説を作っていく。

【レスリング】京子、復活V!1年4か月ぶり実戦「神様に感謝」



 ◆レスリング 全日本選手権(23日、東京・代々木第二体育館) レスリング全日本選手権最終日は23日、都内の代々木第二体育館で、男女合わせて7階級の試合を行った。女子55キロ級ではロンドン五輪金メダルの吉田沙保里(31)=ALSOK=が浜田千穂(21)=日体大=に4―1で辛勝し、2年ぶり11度目の優勝を決めた。16年のリオ五輪からは同階級が消滅し、吉田は53キロ級に挑戦。思い出の階級での最後の花道を飾った。

 12年ロンドン五輪以来1年4か月ぶりの実戦復帰となった浜口京子(35)=ジャパンビバレッジ=は2回戦で昨年の王者・鈴木博恵(26)=クリナップ=を試合終了13秒前に逆転し勝利。勢いに乗り決勝でも新海真美(28)=アイシンAW=を5―2で破り歴代最多となる2年ぶり16回目の優勝を決めた。

 「マットに立つことができて本当に感謝している。レスリングの神様に感謝したい」と笑顔。「きょうは静かにしてて」と娘に言われ試合中はおとなしく戦況を見守った父・アニマル浜口氏(66)だったが、試合後は「気合だ!!」10連発で喜びを爆発させた。