◆レスリング 全日本選手権(23日、東京・代々木第二体育館) レスリング全日本選手権最終日は23日、都内の代々木第二体育館で、男女合わせて7階級の試合を行った。女子55キロ級ではロンドン五輪金メダルの吉田沙保里(31)=ALSOK=が浜田千穂(21)=日体大=に4―1で辛勝し、2年ぶり11度目の優勝を決めた。16年のリオ五輪からは同階級が消滅し、吉田は53キロ級に挑戦。思い出の階級での最後の花道を飾った。
薄氷を踏む思いで、吉田は55キロ級最後の戦いを締めくくった。「相手のガードが固かった。攻めたら返されるとか、いろいろなことを考えてしまった」と最大の武器である「高速タックル」は影を潜めた。バックに回って小刻みに加点するが、第2ピリオド中盤では背後に回られるピンチ。浜田がしたチャレンジ(ビデオ判定)が成功していれば、同点に追いつかれていたが、何とかしのいで優勝を決めホッとしたような表情を見せた。
「自分の中では53キロ級にすると決めている」と断言。今月17日、現在3大会連続金メダルを獲得している五輪から、55キロ級の消滅が決まった。来年の世界選手権は53キロ級に挑戦し、現階級での戦いは今大会が最後とみられる。「自分の55キロ級を守りたいという思いで戦った」と14大会連続世界一、公式戦119連勝など数多くの金字塔を打ち立てた階級に、惜別の思いを込めてマットに上がった。
慌ただしい1年だった。9月には自身も招致活動に参加した20年東京五輪の開催が決定。五輪競技から除外される可能性もあったレスリングも、必死のアピールで存続が決まり、世界選手権で11連覇も果たした。「今年は、いろいろなことがあって本当にいい年だった」。めまぐるしく駆け抜けた年の最後を、11度目の優勝で締めくくってみせた。
「新しい階級になるのでこれからまた頑張っていかなきゃいけない」と新たなステージへの意欲をみせるが、絶対的女王も31歳。個人戦177連勝を決めた“霊長類最強女子”は「追われる立場として16年のリオまで突っ走っていきたい」と追われるつらさも背負いながら、さらなる伝説を作っていく。
薄氷を踏む思いで、吉田は55キロ級最後の戦いを締めくくった。「相手のガードが固かった。攻めたら返されるとか、いろいろなことを考えてしまった」と最大の武器である「高速タックル」は影を潜めた。バックに回って小刻みに加点するが、第2ピリオド中盤では背後に回られるピンチ。浜田がしたチャレンジ(ビデオ判定)が成功していれば、同点に追いつかれていたが、何とかしのいで優勝を決めホッとしたような表情を見せた。
「自分の中では53キロ級にすると決めている」と断言。今月17日、現在3大会連続金メダルを獲得している五輪から、55キロ級の消滅が決まった。来年の世界選手権は53キロ級に挑戦し、現階級での戦いは今大会が最後とみられる。「自分の55キロ級を守りたいという思いで戦った」と14大会連続世界一、公式戦119連勝など数多くの金字塔を打ち立てた階級に、惜別の思いを込めてマットに上がった。
慌ただしい1年だった。9月には自身も招致活動に参加した20年東京五輪の開催が決定。五輪競技から除外される可能性もあったレスリングも、必死のアピールで存続が決まり、世界選手権で11連覇も果たした。「今年は、いろいろなことがあって本当にいい年だった」。めまぐるしく駆け抜けた年の最後を、11度目の優勝で締めくくってみせた。
「新しい階級になるのでこれからまた頑張っていかなきゃいけない」と新たなステージへの意欲をみせるが、絶対的女王も31歳。個人戦177連勝を決めた“霊長類最強女子”は「追われる立場として16年のリオまで突っ走っていきたい」と追われるつらさも背負いながら、さらなる伝説を作っていく。
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